これも 2005 年がファーストリリースのキュヴェ。

樹齢 45 年で 0.5ha 所有している。

ストロベリー、スミレ、ブラックベリー、メンソール、甘草、赤身肉、ハーブなどの豊かな香りが感じられる。

甘みの強い果実の熟度が高く、タンニンもしっかりとあり、エキス分の濃度もあり、粘性も高い。

収穫時は家族だけでは無理なので、毎年来てくれる人たちを雇っている。

何十人もいるので、食事を用意するのも大変だそうだ。

最近までは、自宅で作っていたが、料理するのはいいが、買い物が鶏肉十匹単位など、とにかく大変なので、ケータリングに頼んでいるそうだ。

伝統的な家庭料理からモダンでスタイリッシュな料理までバラエティ豊かで、とても好評なのだとか。

収穫時の料理は労働者の最大の楽しみなので、飽きさせない事が大事なのだとか。

食事の世話を外注する事で、収穫の手伝いや、手伝ってくれる人たちへの細かな気遣いができるので、良いこと尽くめだそうだ。

(現地ドメーヌレポート)Joseph Roty / ジョセフ・ロティロティ家は当主のジョセフ・ロティ氏で23代目(ドメーヌとしては11代目)になるジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌ。

現在、畑仕事や醸造は2008年8月に亡くなった父親に代わり、息子であるフィリップ・ロティ氏が全て行い、2003年からは彼の弟もサポートしています。

彼らの畑には多くの古木があり、地中深くまで根を伸ばし、そこから様々な要素を地上に引き上げ、そこからできた葡萄はその段階で既に他とはまったく比較にならないほど素晴らしく複雑な味わいを持っています。

醸造法は古典的で、トロンセの樽を100%使用し、一年近くも樽熟させます。

リュット・レゾネで栽培され、清澄や濾過をしないで造られるワインはモダンの要素をうまく取り入れたクラシカルなスタイル。

(ジョセフ・ロティとフィリップ・ロティは法律上の名義分けによるもので、造り方等は同じ)最近ではD.R.Cと全く同じ葡萄の選別機、プレス機などを新たに導入するなど、より凝縮されたピュアな味わいを表現し、改めてこのドメーヌの持つとんでもなく凄まじい力を世に知らしめました。

驚くべき長命で複雑味溢れる香りと、洗練され、しなやかさと力強さとを見事に調和させた素晴らしいワインの数々。

スティーブン・タンザー氏やロバート・M・パーカー氏など多くのジャーナリスト、評論家が全てのキュヴェに対して大変高い評価を与えており、その人気は近年とどまる所を知りません。

レビュー件数1
レビュー平均5.0
ショップ ウメムラ Wine Cellar
税込価格 7,489円

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