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複眼の構想成長期

 こんにちは。横浜関内婚活結婚相談所リベラルアーツの伊櫻です。 リベラルアーツは、結婚のお相手選びの絶対的基準は、人間性と人柄、一言で言えばその人の人格力であるとしていますが、婚活を成功させる実力、そして人生の現実と向き合う力も、その人の人格力次第です。 結婚して子育てに励むことは、命を未来社会に繋ぐ聖業です。しかし、そうした人の生き甲斐が見え難くなったことが、昨今の晩婚化、非婚化の波が、寄って来たるところでしょうか。 結婚をして子育てに励むことは、命を育み、未来の社会に人材を送り出す、労作業です。子供が小さい時は、子育てに休みの日は、ありません。子育てに必要とされる能力は、何と言っても忍耐力、或いは耐久力、持久力です。 子供の年齢、性格にもよりますが、女性は母親として、常日頃から男性では耐えられない程の忍耐力を発揮しています。そうした基礎体力は、命を育むという、女性の使命と特質から来ていることも確かでしょう。 しかし、核家族化が進行し、子育てを行う若い母親が、孤独な状況で様々な不安に襲われ、そのストレスは尋常ではありません。乳幼児の多くは夜泣きをしますが、出来の悪い夫は、子育てで役に立たないばかりか、身勝手な振舞いで邪魔になるようです。 そうした状況で、妻の側が離婚を決断する場合、やはり子育てが最優先の物差しです。夫婦が離婚する場合、結婚から5年以内、子供が2歳になるまでの時期が最も多いとの事実があります。 昨今の離婚率は37%にも達しており、特に10代で「できちゃった婚」をした夫婦は、家庭を築く基礎体力がなく、その8割が離婚しています。その結果、シングルマザーは、120万人以上を数えています。  離婚の原因では、夫の側にばかり責任があるとも思えませんが、妻の側からすれば、稼がない、或いは、稼ぎを入れない、また、仲良くできない夫は、不要であることに不思議はありません。 離婚時の女性側の不満は、夫が稼ぎを入れないがトップですが、その他の不満は、浮気、借金、暴力などが、上位を占めています。こうした事実は、子供が出来ても大人になれない、幼児性を脱却できないという、ピーターパン症候群のなせる業でしょうか。 しかしながら、今現在、婚活に励む女性側も、何時までも親離れが出来ないという、ある種のピーターパン症候群に罹患し、自分の子供を持つことや子育てについて、現実感覚が欠如している人も、少なくはありません。 日本では高度経済成長期である1960年代から、自分で結婚相手を探す恋愛結婚が主流になりましたが、現在は情報化社会の中で疑似体験ばかりを積み上げ、本来在るべき生き甲斐を見え難くしています。 婚活が長引いている方は、今一度、立ち止まって、婚活している理由を、自分の中で確かめてみることをお勧めします。自分が望むべき未来の姿を見失って、恋愛、学歴、肩書信仰の虜となっていたり、自分が抱える生活上の不都合を解消する目的で、結婚のお相手探しをしていませんでしょうか。 結婚のお相手選びで、男性側の魅力は、腕力、稼ぎ、そして知性でしょうか。今の時代は、腕力は二次的問題ですが、人生を共にする伴侶の資質、そして、子育てと言う視点からも、稼ぎと知性を優先すべきでしょうか。 結論としては、男性、女性を問わず、知性が最優先です。知性を磨くことは、経済的、精神的自立の道でもあり、また、素敵な人生を切り開く唯一無二の方途です。 リベラルアーツ「婚活必勝講座」の出張講師を承ります。講師料は、御1名様3,000円、参加人数は原則10名様までとし、委細は相談させて頂きます。お申込みは、リベラルアーツHPのご相談、お申込み、お問合せのページから、お願い致します。横浜関内婚活結婚相談所リベラルアーツHPは、ここをクリック

成長期ひとすじ

住むなら田舎と言いたいところだが…田舎に夢があったのは昭和までまだ若い頃の話ですが…1960〜70年代の高度成長期。慢性人手不足でどうにもならない忙しさの日々が延々と続く。殆どの人はこんな生活から早く抜け出したいと願っておりました。しかし、皆さん住宅ローンやら車のローン、お子さんの学費の工面やらで身動きが取れず。東京の人は家があって家賃やローンがないのが羨ましくて仕方がなかったものです。どうにもならなくなったら国へ帰って百姓をやろう…これが田舎のある人たちの愚痴の決まり台詞でした。現に、体を壊したりして田舎へUターンする人が何人もおりました。私のような地方出身者にとっては、田舎は無くてはならない避難場所だったのです。そう。かつての週刊新潮、谷口六郎氏によるノスタルジックな絵柄のイメージです。戦後復興は疎開先あるいは食料供給源としての農村パワーあればこそ可能であったことを肝に銘じるべきだ。今、もし戦争が起きたとしたらキミはどこに逃げる?今はどうかって?…言わずもがなとはこのこと。田舎帰ったって食っていけるわけがありませんよ。キーワードは「大資本独占」…地方の最盛期は田中角栄内閣(1972〜74)の時代。金沢、富山など地方都市の繁華街が沸き返っていた記憶があります。しかしそれもわずかな期間のみで、大資本による地方産業の下請化が急進行。小売業も大手デパート・スーパーが進出して地元商店を潰してしまう。農業も輸入食料など大資本流通網には太刀打ち出来ず、衰退の一途をたどる。さらに町村合併による「予算配分効率化」により金にならない地域は切り捨てられる。かくして農村から人がいなくなる。学校も幼稚園も、郵便局も銀行もなくなる。「過疎」という言葉を使うなだと?総務省の有識者懇談会が、人口減少が進む地域を指す「過疎」に代わる用語を検討するそうな。過疎どころか消滅していくのが実態だというのに、有識者が聞いて呆れます。「令和地域」とでも呼びますか。いや、「今際の里」がピッタシだろう。みんなの回答を見る
住むならやっぱり都会。しかし、東京は過密すぎる。「都」は大阪に移して、東京は首都返上。こじんまりと縮小すべきだ。最後に一言。田舎ってのはね。たとえ貧しくて無一文でも食うに困らない、人の愛と大自然の恵みを享受できる場でなければならぬ。さればこそ、国が栄えるってものよ。権力が農村から生産力を奪うなんて、非常識にもほどがある。ヨソの国では考えられないことです。

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